やだな……なに反応してんの私……。


「やっぱそうだよねー、結構マジな子も多いみたいだし」


「ま、翔は誰とでも付き合ってくれるよねー、遊びならさ」


「そーそ。私、チューしてって言ったらしてくれたもーん」



ドクン……ッ。



え……なにこの、心臓の暴れよう。


頭から足の先まで、身体中に冷たい電流が駆け巡る。



「いいなぁ〜、けどマジの恋人は作らないんだ?」


「うっわ本物のプレイボーイだね。エッチしてって頼んだらしてくれるのかな?」


「あーでも、隣のクラスのアズサちゃん、やったらしいよ。

結構前だけど、クラスの女子に公言してたらしい。部活の子が言ってた」


「へぇー……でもさ、ここんとこノリ悪くない?気のせい?」




なに……なに……


どうしちゃったの。


なんでこんなに、瞼が熱いの。