[仮]ヒロインは私⁉




「お、お邪魔します…」


私は言われるまま部屋に部屋に入ると、その部屋はリビングらしき構造になっていて、キッチンや大きなテーブル、テレビなどが揃っていた。


また、その周りには3つドアがある。



「そこら辺座ってください」


赤髪の男は私にそう言って、自分はキッチンに立った。


あれ…?
さっきのチャラ男の姿がない。


確かにこの部屋に入って行ったのに。


そんなことを考えながら、私は青いじゅうたんが敷かれた床に正座した。