「黒証か….運命かも。」 「え……?」 私は彼が言った"運命"の意味が分からず、頭にはてなマークを浮かべていて。 彼は相変わらずキラキラの笑顔で私に言葉を続けた。 「案内するよ。行こうかっ」 案内?彼が私を? うそ、嘘だっ… こんな神的にイケメンな人に道案内してもらえるなんて…… 神様に見捨てられたはずの私だったが、まだ運は残っていたようだ。