[仮]ヒロインは私⁉




「黒証か….運命かも。」

「え……?」



私は彼が言った"運命"の意味が分からず、頭にはてなマークを浮かべていて。


彼は相変わらずキラキラの笑顔で私に言葉を続けた。



「案内するよ。行こうかっ」




案内?彼が私を?



うそ、嘘だっ…


こんな神的にイケメンな人に道案内してもらえるなんて……


神様に見捨てられたはずの私だったが、まだ運は残っていたようだ。