『ーー以上をもちまして、 二ノ宮学園入学式を終了いたします。』 ーーーーーー 暖かい日差しと ちょっとだけ冷たい風。 真新しい制服の匂いに包まれて 私、木下 まみ(きのした まみ)は 難関と言われる二ノ宮学園に 無事入学しました。