スイート*ハント





「ミー?」



『………』



「おーい、可愛い可愛い愛しのミー」



『い、いとっ!?』



「あ、復活した」



アイラさんは短い髪をくるくると指でいじりながら言う。

今は学生寮で、私はティトの事が気になってぼーっとしてたらしい



「何考えてたの?」



『……内緒、です』



「えー」



ティトと約束したから、絶対に言えない…。



『…ごめんなさい』



「あ、こらこら落ち込むな!ちょっとした冗談だってば」



『冗談?』



「あたしがミーを困らせる事すると思う?」



『……しない』



「でしょ?」