部屋に帰るとアイラさんが机で何か書いていた
『何…書いてるの?』
「…彼氏への手紙」
私が声をかけるとアイラさんは短い髪を揺らせながらこちらを見て答えてくれる
『か、彼氏…』
「……ウソよ?」
『えっ…』
「ふふ…ミー、あたしの事怖そうって思ってるでしょ?だからちょっと冗談言ってみた」
『え!?あ、べ、別に怖いなんて…、思って…!!』
「良いわよ、別に怖そうって印象持たれても気にしないし」
私があたふたしてるとアイラさんは私の手を取る
「あたし、ミーと仲良くなりたいな」
『え…?』
「3年間同じ部屋に住む仲でしょ?仲良くなりたいのは当然だし…何よりミー可愛いし!」
アイラさんは私の手を握りしめて言う。
怖そうって思っていたけど、本当は明るくていい人だった…!!
『わ、私も…アイラさんと出来れば仲良くなりたい…です』
「ホント!?ありがとう、ミー」

