「何でもするから!
爽太様のご命令、万歳!」



なんとしてでも遅刻せずに登校するために
思いっきりの作り笑顔で言った。



その瞬間、爽太の表情が変わった。



うっ…嫌な予感。




「よしっ、じゃあ
今日の昼飯おごれ。
俺、今日の昼飯持ってきてないから」




「マジですか。」



バイトをやっていない私にとって
1回分のお昼代でさえも
買うのが惜しいのに!