気まぐれ王子とサル女




次の休み時間。


私は日直で黒板を
消している爽太のもとへと行った。


「ねぇ、爽太。」


爽太は「なに」と
目も見ずに私へ返事をした。


「あのさっ、爽太って
今...彼女とかいる?」


私はこのことを言った瞬間
爽太からの言葉が怖くて緊張のあまり
心臓がバクバクと音を立てた。