「陽葵、これからもよろしくね」



そう言うと陽葵は


「なに言ってんだよ。
俺はいつでもお前の話聞いてやるよ。」


と持っているボール見つめながら
優しくつぶやいた。



「じゃ、俺着替えてくるわ。」



陽葵の姿が消えると、
私は窓辺へ行き
今後のことを考えた。