気まぐれ王子とサル女




「あっ...なな?
お前ホントに大丈夫なのかよ。」



私のメールをみて
さすがの爽太も心配したのかな。



嬉しいけどさ、
今の爽太からは心配されたくないよ。


いつもとは違う優しい爽太の声。



何か懐かしさを感じてしまう。



それと同時に、
爽太が遠い存在のように感じる。