気まぐれ王子とサル女




その日の夜



俺は風呂から出て
自分の部屋に入ると、
一着のメールが届いていた。




送信者は大川美沙だった。




きっと陽葵から聞いたのだろう。



メールを見てみると
ズラーっと文字が並んでいた。


「いろいろと迷惑かけてごめんね。
けど、全部爽太くんに
振り向いて欲しくて頑張ってた。
自分のことに必死で
爽太くんの気持ち分かってなかった。
けど、これだけ言わせてください。」


3行ほどの改行があり


「爽太くんのことが大好きです。」


と、書いてあり
絵文字もなく大川美沙は
本気なんだなっと実感した。