何でも言うこと聞いてくれるのか。


なら、いいかっ!




「いいよ。
じゃあ、今度カラオケ行こう!」




「ななちゃん、優女♪
行こう。カラオケ行こう!」



そう言って
宿題のプリントの山を差し出してきた。



「ちょっと、爽太!
こんなに多いなんて聞いてないよ。」



私が文句を言うことを分かってたのか
爽太はもうその場にいなかった。