「そうだよー。 1日で私の顔を忘れちゃうわけ!?」 私は「ひっどーい」と 付け加え、ほっぺたを膨らませた。 陽葵は頭をかきかながら 「違うよっ。 何つーか、その...可愛くなったなって」 そう言って目線を落とした。 「今、なんて言った!?」 私は嬉しくて わざともう1度陽葵に聞いた。 「っだからーーー。 可愛いって言ってんの。 2回も言わせんなよ。 言ってるこっちが恥ずかしいっつーの」 そんなことを言う陽葵は 顔が赤くなり、 両手で顔を覆った。