気まぐれ王子とサル女



《七海side》


昼休みになり
廊下を歩いていると
陽葵の後ろ姿を発見!!


私はすかさず陽葵のもとへと
走っていった。


「はーるき!」


私は後ろから陽葵の袖を引っ張った。



陽葵は眉間にシワを寄せながら
私を見た。



「な...なみ?」



そして疑うように私の名前を呼んだ。