それが最後だった。 もともと病弱だった空にいは風邪をこじらし、持病のぜんそくが悪化した ほんとはすごく辛かったはずなのに。 うちがお見舞いに行くといつも笑って迎えてくれてた。 うちが6歳。空にいが8歳。 花火大会の次の日、空にいは 空に帰っていった。