次の日梨音が目を覚ますと 隣に居るはずの照彦の姿がなかった 梨音はなぜか急に不安になり 自然に涙が流れ落ちた ベットの上で小さくなり 膝を抱えているとしばらくして 照彦が寝室に入って来て 梨音の姿を見て駆け寄ってきた 「梨音どうした・・・なぜ 泣いてるんだ・・・」 「・・・・・・何処行ってたの・・・ 隣に居るって言ったじゃんっ」 そう言って照彦に抱きついた 「会社に電話して来たんだ・・・ ごめんな・・・」 照彦は梨音の頭を撫でながら 落ち着くまで抱きしめていた