涙空ー忘れられないー



照彦は椅子に座り梨音の
頭を撫でた

「梨音・・・何で1人で
抱え込んだ・・・」

「・・・ごめんなさい・・・
仕事が忙しい照彦に・・・
心配かけたくなかったの・・・
でも・・・もう耐えられない・・・
私は何なの・・・どうしたら良いの
・・・生きてて良いの・・・」

「当たり前だろっ・・・俺の隣には
梨音が居てくれないと・・・今はゆっくり
休んだら良い・・・」

「・・・ありがとう照彦・・・」

照彦は先生のへ話を聞きに行った

しばらくして帰って来た

「梨音、起きれるか・・・」

梨音は小さく頷いた

「じゃあ、帰るぞっ・・・」

梨音は照彦に支えられながら
マンションに帰って来た

そしてベットに寝かせられた

「・・・照彦・・・お願い・・・
そばに居て・・・」

「ああっ・・・気づいてやれなくて
ごめんなっ・・・」

梨音は首を横に振った

「う、うーん・・・」

「隣にいるから・・・少し寝ろっ・・・」

照彦に包み込まれる様に抱きしめられながら
梨音は眠りについた