あの喫茶店はコーヒーだけじゃなくてドルチェも人気だからな…志帆さんはドルチェ、勇二さんはドリンクに付きっ切りになるであろう。





とゆうことは、私がお出迎えと会計と運搬とヘルプでドリンクとドルチェ……いやいやいや、流石にこれは難しいんじゃないか?





やばい、これからのこと考えてたらぞっとしてきた。





「どうするかなぁ…。」





頭ではこれからのことを考えながら、取り込み終えた洗濯を1枚ずつ畳んでいく。





カチ、カチ、と時計の音だけが鳴り響くなか考えをまとめていく。





とりあえず明日2人に相談してみようか。





あ、いやまてよ…。





そういえば、帰り際に志帆さん達が…「おーい、伊緒さん?」





「――――っっ!!!?」




喫茶店のことでいっぱいだった頭の中が、一気に真っ白へと変わっていく。





「何俺のパンツ眺めながら考えてんの?」





「え?パン、ツ……?」





先生の言葉を飲み込めないまま、自分が手にしているものへと目をやる。





「っっ!!!!!」




そこにあったのは男性用の、先生の下着だった。





「あ、いや、これは、ちがくてっ!!」




男性用の下着なんてスーパーとかでよく見るから初めてという訳ではないが、先生の物となると話は別である。





どうしようどうしようどうしたらいいんだ!!!





このまま持っているのは変だし、変態だと思われる。





先生の顔面に投げつける?




いや、顔面は駄目だろう。




…違うな、投げつけることから間違っている気がする。





うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ良い案が出てこない!!!