ひまわりの種





するとわたしの部屋から声が聞こえてきた。

しかもモカお姉ちゃんと逞くんと生真の声が聞こえる。



「なにしてんの?」


「えっ、お話。・・・あんたはパジャマ着てきなさい」



てか私の居場所ない。


しかもなんか生真顔赤くなってるし。


私は早くパジャマに着替えて部屋に戻る。


「あっ、きーちゃん!これ二階に持って行きなさい」


ママから渡されたのはお菓子とジュースだった。

しかもこんな時間帯にお菓子って太っちゃう。


「ママ、モカお姉ちゃん食べないよ?」


「モカちゃんは食べないって言ってたから大丈夫でしょ」


「ふーん」


「お酒は勧めちゃだめよ?妊娠中だから」


へぇー妊娠中ねぇ。


って妊娠してるの?



そして二階にあがってまっすぐお姉ちゃんのところに向かった。

しかもあんな元気なのにつわりとか、あるんじゃ。



「どうしたの。そんな勢いよく・・・」


「妊娠してるの?」


「・・・ママったら・・・」


「百夏?」


逞くんは持っていたコップを落とした。



「もうその話はオワリ!」


「だめですよ、きちんと話してきてください」


「そうだよ!」


そしてモカお姉ちゃんと逞くんは一緒に部屋をでて別の部屋に入った。

赤ちゃんができたら、幸せだろうな。

想像ができない。


「なら、俺も帰ることとするか」


「ごめんね。こんな夜遅くまで」


「いや、楽しかったよ」


「そっか。遊びにきてね」



そして生真はちょっとした夜の道を帰って行った。




次の日になると私は学校でのちょっとした人気者になっていた。

かっこいい幼馴染が先輩から助けてくれたという噂が・・・。


なんか申し訳なく教室に入ると一人の男の子とぶつかってしまった。



「ごめん」

「ごめんなさい」