「あら、ももちゃんじゃないっ」 お母さんが言った。 え? ももちゃんっ? 見ると、ももちゃんが立っていた。 「ももちゃーん」 名前を呼ぶと、こっちに歩いてきた。 「おはよう。ももちゃん」 「おはようございます」