「はあはあ」  
 
私は総合病院のドアを勢いよく開けた。 
 
そして集中治療室に急いだ。 
 
「お・・・おばさん・・・龍介は?」 
 
私は息を吐き落ち着いて言った。 
 
下を向きゆっくり首を振った。 
 
「う・・そ・・嘘よ!龍介が死ん・・だ・・何て・・・嘘よ」  
 
擦れた、震えた声で言った。 
 
おばさんは私の肩をギュッと握り締めた。 
 
「龍介はね・・・トラックに跳ねられて即死だった・・・」 
 
「嘘よ・・・昨日まで笑ってて・・・」 
 
「奈美ちゃん・・・龍介のために泣いてくれてありがとう」 
 
私泣いてる・・の?