『すきです。』
あれは私がまだ高1の頃の事だった
私は白城姫。見た目と名前の違いにいつもからかいの的だった。
見た目はお下げに眼鏡に膝下まで有るスカート。いわゆる昭和の格好だ。
今日は入学式
何も変わらないと期待に胸弾む事なく新しい桜春高校にただ足を進めた。
長〜いハゲつるピーの校長ねスピーチが終わり、クラス名簿が配られた。 私は1-Cだったのでさっそく向かい、自由席だったので1番窓側の後ろに座った。 ガラッ 教室のドアが空くと、何故か黄色い声が飛んだ。 原因は真白翔と言うすべてが完璧そうな男だ そんな事にはさらさら御縁がない私は自分のかばんから本を出して読んでいた。
「なんかすごいやつがいる。」
真白が呟いた瞬間に私に女の子達の視線が刺さった。
まだ名前は知られていないのに…
あっ…外見かぁ…
いきなりの真白の発言に少しイラっと来た
この人とは馬が合わない。
それが第一印象だった
キーンコーンカーンコーン
HRが始まった
来てしまった…自己紹介と言う鬱な時間が 何故かって?それは毎回騒がれるからめんどくさいんだ。
適当に終わらせよう。そう思いす早く喋った。
「白城姫です。本がすきです。」
ザワザワ…
やっぱり嫌だなぁなんでこんな名前なんだろう
ぼーっとしていたらいつの間にか黒板に図書委員ー白城姫と書かれてしまった
あっ…やっちゃった…
こうして嫌でも図書委員をやらざるを得なくなった
あれは私がまだ高1の頃の事だった
私は白城姫。見た目と名前の違いにいつもからかいの的だった。
見た目はお下げに眼鏡に膝下まで有るスカート。いわゆる昭和の格好だ。
今日は入学式
何も変わらないと期待に胸弾む事なく新しい桜春高校にただ足を進めた。
長〜いハゲつるピーの校長ねスピーチが終わり、クラス名簿が配られた。 私は1-Cだったのでさっそく向かい、自由席だったので1番窓側の後ろに座った。 ガラッ 教室のドアが空くと、何故か黄色い声が飛んだ。 原因は真白翔と言うすべてが完璧そうな男だ そんな事にはさらさら御縁がない私は自分のかばんから本を出して読んでいた。
「なんかすごいやつがいる。」
真白が呟いた瞬間に私に女の子達の視線が刺さった。
まだ名前は知られていないのに…
あっ…外見かぁ…
いきなりの真白の発言に少しイラっと来た
この人とは馬が合わない。
それが第一印象だった
キーンコーンカーンコーン
HRが始まった
来てしまった…自己紹介と言う鬱な時間が 何故かって?それは毎回騒がれるからめんどくさいんだ。
適当に終わらせよう。そう思いす早く喋った。
「白城姫です。本がすきです。」
ザワザワ…
やっぱり嫌だなぁなんでこんな名前なんだろう
ぼーっとしていたらいつの間にか黒板に図書委員ー白城姫と書かれてしまった
あっ…やっちゃった…
こうして嫌でも図書委員をやらざるを得なくなった
