無愛想な彼に恋しました



スプーンを口に含みながら頭をかかえる。


他にと言われても…何を言ったらいいのかが分からない。


今日感じた事はたくさんある。


「その人と居たら胸が熱くなって…それからその人と一緒に居たいって思ったり?」


「ふーん。たぶんそのうちそれが何なのか分かる日が来ると思うよ」


荒城君はもう答えが分かった様子だった。


「荒城君分かったの!?」