もっと気の効いた彼氏なら、もっと良い雰囲気の中でするんだろうけどそう言うの分からないから。 俺はいつもの俺で。 そんな事を考えていると、琴音がぎゅっと抱き着いてきた。 「っ!?」 流石にこんな状況になるとは分からなかった。 「輝君…これってバレンタインデーのお返しだと思って良いんだよね?」 率直に聞いてくる琴音の言葉に戸惑う。