無愛想な彼に恋しました



だけど、そんな私の思いを簡単に砕いてくれた。


「待って」


ガシッと掴まれてしまった腕。


「えーっと?まだ何か用ですか?」


「俺も持つから。あんただとまた落としかねないし」


そう言って、ほとんどの野菜を軽々と片手の腕で持つ。


「え…でも、荒城君に悪いし…。もう家も近いし良いって!」