この匂いは、私の大好きな人の匂い…。 「荒城君…?」 「またな、琴音」 「え?」 勢いよく振り返ると、荒城君は笑っていた。 「また、明日会えるから。帰ったらメールもするし」 「けど…アドレス知らない…」 「だから、聞きに戻ってきたんじゃん」