「琴音…ニヤケすぎ」


「だって～…」


荒城君の事を好きだって気付いたら心がぽかぽかして、なんだかすっきりした気分。


それに、荒城君が私の頭を撫でてくれたことを思い出すだけでにやけちゃうんだもん。


「だってじゃないの！何かいい事あったの？」


「えへへ…好きな人出来ちゃったみたい！」


「あ、荒城？」


「ええ！？」


まだ教えていないのにちーちゃんが私の好きな人を知っていることに対して驚くしか出来ないんですけど！