無愛想な彼に恋しました




「立てる?無理だったらまたお姫様抱っこでもしてあげるけど?」



「け、結構です!」


冗談なのか本気なのか分からないような荒城君表情。


危うく「うん」と頷いてしまいそうな自分に情けない思い。


「遠慮しなくてもいいのに」


「ぜひ、遠慮させてください」


もうあんなに注目を浴びるのはこりごり。


あれが最初で最後のお姫様抱っこにして欲しい…。