そんな事に
気付いたからって


何か変わるわけじゃない。










タダ弱くなるだけ…














俺は、
俺が分からない。













だからってこの状況から逃げようなんて思わない。













俺は俺でしかない。























もうすぐ受験勉強を
始めなくては
いけない時期になった。













周りは必死に
勉強をしている。












受験なんて下らない。













どこでもいい…


そんな事いいながら県内で一番レベルの高い高校を受けたんだ。












試験は簡単だった。




なのに落ちたんだ…







受験対策を何もして
いなかった。

そのせいで名前を書くという行為を忘れてしまっていた。










少しだけ思った…





【悔しい。】













なぁ?
これが感情なんだよな?











俺はやっぱり知っていたよ。












着慣れない制服は、


歩きにくい…


生徒代表の挨拶、

少しだけ
噛んでどうにか終った。