家に着き
3人で玄関まで続く中央の道を歩いた

「お帰りなさいませ
七代目」
組員が左右に並び言った

蘭は驚いていた

驚きながらも一緒について来た

私は蘭と客室に行った

時也は自室でスーツに着替えるため
席を外した

私たちは時也が来るまで
最近、あそこに新しく店、出来たんだよ
とか普通の会話をしていた


ー10分後ー
時也は客室に来た
「失礼します
お嬢、入ってもよろしいでしょうか?」

「いいわ
入って」


「改めて紹介するね」

「私 一ノ瀬華凜は
見ての通り一ノ瀬組の組長をやってる

桜高校 1年A組に在席してる」

続いて言った
「俺 赤坂時也は
一ノ瀬組 組員
一日のほとんどはお嬢の護衛をしています

桜高校 1年A組に在席してる」

「へー
なんか凄いね」
蘭は驚き慣れたのか普通だった


「お嬢、少しの間 席を外します
組の者に説明してきます」

「分かった
お願いするわ」

私が友人を連れて来た事に戸惑っている組の
者に説明しに行った

「かっこいいね」
蘭は何故か嬉しそうにいった

「まさか時也君も一緒だとは思わなかった」

「他の子も知ったら驚くどころじゃないね」

私は言った
「他の子には言うつもりは無いよ・・・」
「蘭には知っててもらいたかったから」

少し無言が続いたが
蘭が
「この前、ショッピングモール行った時
華凜 顔、赤かったのって恋しちゃったから?
その相手は、時也君でしょ!?」

「・・・そうだよ
正直、自分でもビックリしてるんだ」
顔を赤くして蘭に言った

「よしっ!!
華凜の恋が叶うように協力する!!」

「ありがとう・・・
あと、来月 時也の誕生日有るんだケド
プレゼント 一緒に買いに行かない?
一人だと何 買って良いか分かんないから」

蘭は
「良いよ(^o^)」
言ってくれた

蘭は
「じゃあ・・・
再来週の水曜日空けといてね」

「時也からなんとか逃げないとね」

そんなことを言ってると
「お嬢、聞こえてますよ」
「何の話をしていたかは知りませんが
俺を撒こうとしてるんですか?」

「まぁ良いです
お嬢も着替えてきたらどうです?」

「そっ、そうね
着替えてくるわ」
戸惑いを隠せずにいた

今までの会話、全て聞かれてたと思った…

そんな こんなで蘭には話す事が出来た

そして恋に協力してもらえる事になった

嬉しかった

話して良かったと思った


秘密を分かってくれて
受けとめてくれるのは
やっぱり
親友だから言えた事だよね