1人になった部屋でそぅ叫ぶ。


「たくもぉ-…。」


…あ、朝から色々ありすぎて忘れてたッ



私、"山本理央"・17歳。
晴れて高校2年生になったばかりのピチピチの女の子ですッ


…あ、ピチピチいらない??

ごめんなさい、見逃してください。



「理央-気にしないッてそぅいう事じゃないよ~
理央の身体はめっちゃ価値あるから-ッ」


「…改めて悠斗に言われると恥ずかしい。」


…このドアの向こうからしゃべっている男は"有賀悠斗"。

同じ17歳で、


私の【彼氏】でもある。


「…よしッ。
悠斗着替えたよ-??」


「ん-ッ やっぱ理央なに着ても超可愛い!!」


そう言って抱きつく悠斗。

「はぁ…毎朝毎朝懲りないね…。」


「な-に言ってんだよ。
理央は俺の彼女なんだから、懲りないとかないの-。」

「う…///」


…"俺の彼女"。

私は悠斗のその言葉に弱い。