*―*―*―*―*【亮也side】*―*―*―*―*


終業式の後


クラスの奴らと遊びに行った夜に、


久しぶりに夢をみた。



俺は教室にいた。



後ろから俺を呼ぶ声が聞こえ振り返ると


そこには愛しいキミがいた。



いつから意識するようになったのかは


忘れた。



いつの間にか俺にとって


大事な存在になっていたキミ。



そんなキミは悲しい顔をして


突然自分は死んでしまうと言い出した。