「ただしあくまで夢の中の話なんです。 ですから相手が夢から覚めたときに この夢の中での内容を 覚えているかどうかの保障はありません。 それでもいいですか?」 「それでも・・・何も伝えないよりは、いい」 「わかりました。 では行きましょうか。」 アーシャは彩華が落ち着くのを 待ってから彩華の手をとり歩き始めた。 彩華はおとなしくそれに従い アーシャに続いて歩いた。