「…私は、キルトが好きです」


「っ本当か…?」


「っでも!気持ちには答えられません!」


「…え?」


「私は、貴方の"モノ"だから。…それ以上でもそれ以下でもない」


「カレン!?…俺は」


「ううん、違う。気持ちに答えたら…キルトは私に遠慮するでしょ?」


「…」


「それは嫌なの。食事くらい遠慮しないで?ちゃんと血を飲んで?」




じゃないと…
キルトの命が危ないから。