貴方の為に流した血



「お前のせいなんかじゃない。俺の責任だ」


「私が…ちゃんと言わなかったから…」


「カレン、違うんだ。本当に俺の責任だから…お前は悪くないよ」


この人はどこまで優しいのかな…?


さっきから胸のドキドキが止まらないし…。


なんなのかな。




「カレン…お前に伝えておきたいことがあるんだ」


「え?」