貴方の為に流した血



「母上、父上、お待たせ致しました」


「いい、気にするな…」


この人が…シャロン国王なんだ。
なんとなくキルトに似ている気がする。


「そこの者が…例の?」


この方がキルトのお母様…


「はい、名はカレンと言います」


「…カレンか。私は王妃のラミル・ヴェニスじゃ。宜しく頼みますよ」


「はい。宜しくお願い致します」


頭を下げ、いい印象を与えておかなければ…とばかり考える。


そんな私は黒いのかな。