今日も目の前に君の後ろ姿。
「かげれん、おはよう‼」
君は私を見て少し戸惑いながら
「おはよう」と小さく言った。


「かげれん、テストどうだった?」
「んー…国語がダメだった」
「え、何点だったの⁇」
「85。」
「十分いいじゃん‼なんでそんな頭いいの⁉」
「え、いや〜…」

ほら、そうやってまた微笑む。
無意識に向けてくる
その爽やかな笑顔がずるい