「何、お前馬渕と付き合ってんの?」



「え‥‥」



「あっそ、ならもう俺がお前の弁当食う理由もなくなったな」



冷たい目で、押し付けられたお弁当箱を受け取る。



いつもより足早に教室を出ていく。


「何アイツ‥‥よくわかんねぇやつだな」