「なぁ、あの‥‥俺にも弁当作ってくんねーかな」


「え‥‥」


「あ、いやダメなら別に大丈夫っ!」


全力で手を振りながら、焦る馬淵くん。


「作っても‥‥いいの?」



「いや、だから強制とかじゃなくて‥‥ってえ?」


「作るよっ」