「最後のアピールタイム、いい?」 顔を上げないあたしに、優しく囁く。 「俺、水乃ちゃんの笑顔の為だったらなんだってする。だからね、もしフラレたとしてその後どっかのアホと水乃ちゃんが付き合って水乃ちゃんが笑顔になるんだったら、それで構わない」 優しすぎる言葉に涙が止まらなかった。 フルってこんなに辛いことなの? 「数日お弁当作ってもらった。それでけですげー嬉しい。それに‥‥最初に気づいたんだ」 「気づい‥‥た?」