返事‥‥考えないと‥‥



初めての告白だった。



固まるあたしを置いて馬淵くんは部活へ戻っていった。



「‥‥‥どうしよう」



下駄箱で、靴を履き変えながらため息をついた。



「ラブラブだったな」