「そんなことないっ!」 馬淵くんが大声で叫んだ。 「水乃ちゃんは俺にはすごく必要な人だ。水乃ちゃん見てると癒されるし、今日の弁当だって美味くて午後からの授業寝なかったし‥‥ってアレ?」 なんだか、馬淵くんの慌てっぷりに少しだけ笑えた。 「だから、水乃ちゃん。また明日も弁当作って?俺には必要なんだ弁当も‥‥水乃ちゃんも」 ハニカム馬淵くんは‥‥眩しかった。