告白ゲーム【短】

「わたしも好きです…!お願いしますっ…!」



パニクりすぎて、自分でも何を言っているのかがわからなかった。




「こちらこそ、よろしくね。」


相崎は変わらずに、余裕の優しい微笑みでそう言った。




その瞬間に巻き上がった歓声と、


相崎がいつのまにかすぐそこにいてハグをしてくれたこと、


そして両隣のクラスからうるさいと言われたことは、


よくわかった。