告白ゲーム【短】

『みやざきがすきです。

つきあってください。』







「……………え?」



結局、わたしも同じような声を出した。





これを書いたのは…相崎じゃないか。



わたしはバッと振り返った。


人垣の向こうに見える、余裕そうな姿。




そして相崎はまっすぐわたしを見据え──


優しく微笑みながら、口を動かした。