オオカミとお姫様

心地いい風が吹いていた。
策に手をかけ風に吹かれる。
すげー気持ちいい。

「風、気持ちいいな」

「えっあっそうですね…。でも、立ち入り禁止って…」

まだ言ってる…

「詩音はいい子なんだから…少しは羽目外しなよなっ!」

「えっ…あっ!」

「それやるよ。飯、途中だったろ?」

さっき買ったお昼を投げて渡す。
なんとかキャッチした詩音。

「でっでも」

俺の昼ごはんでも心配してるのか?
真面目な奴だなぁ。

「大丈夫。俺のもちゃんとあるから」

俺の分を見せたら、詩音が安心した。