オオカミとお姫様




「暗くなったな」

「そうですね…」

着替えから戻ってきての会話。
なんかぎこちない。
…まぁあんなことあってからのだしな。

「帰るか…」

「えっあ…」

歯切れの悪い返事。

「もう暗い、しな」

俺は詩音の手を握った。