オオカミとお姫様

「くそっ…くそっ…」

水面を叩きつけながらつぶやいていた。
俺がもっと器用な人間だったら…もっと素直だったら…自信があったら…
『もし』がたくさん出てくる。

これ以上考えたくない。
俺は必死に泳いだ。