オオカミとお姫様

昼ごろ、保健室に行った。
呆れ顔で俺を見た変態栄養士。

「なんだよ」

「別に。また来たんだって思って」

「うっせ。あ、ベッド借りたいんだけど」

「悪い、先約がいるんだ。今は使えない」

「何それ。こんな変態栄養士のいる保健室を使う奴がいるんだな」

「保険医だから。今寝てるんだから大きな声出すな」

「はいはい。で、いつ使えるんだよ」

「さぁな。彼女が起き次第じゃないか?」

「なんだよそれ。いつになるかわかんねぇじゃん。つか、嘘なんじゃね?」

「は?」

「俺が今まで使ってて、人が来たことなんて一度もねぇぞ」

「それはあんたが寝てるからベッド使えないだけだろ。それに、寝てる時にケガ人とか来てるから」

「ふぅん…信じらんねぇな」

のぞきに行こうとした瞬間、閉まっていたカーテンが開く。