あたしの勝手な行動で、紅虎にまで迷惑をかけることはできない。
だから、龍兄にまで一緒になってこう言われちゃあたしが断れないのをこの2人は知ってる。
だから、あたしは黙って頷くんだ……。
……でも、ちょっと待って。
「…2人とも来るの?」
「「当たり前だろ」」
…うわお。
声まで揃えちゃって。仲良しなんですねお二人とも。
うん、切実に顔を隠してほしいね。
2人を見られると、あたし今日学校にすら辿り着けないよ?
「…どうやって行くの?」
「今日は車。」
あたしの質問に龍兄は車の鍵を指でクルクル回しながらそう答えた。
…なら、今日は大丈夫だ。
