「仕方ねぇから俺様の名前も言ってやるよ!俺様は、神原 朔夜(カンバラ サクヤ)だ!特別に朔夜様と呼ばしてやるよ!」
「…朔夜だね。」
誰が、好き好んで五月蝿い男を朔夜様って呼ぶと思う?
呼ぶ人がいるとすれば、それはよっぽどの物好きだと思う。
朔夜は見た目も中身もとにかく五月蝿いと思う。
髪色も銀髪に赤メッシュで左耳にはたくさんのピアスが付いていた。
「じゃ、俺。俺は、坂木 大馳(サカキ タチ)。大馳で良いよ、よろしくね。」
大馳はすごくマイペースな感じ。
髪色も暗めの茶色で、瑠依とは違った落ち着きが感じられた。
「…神山 龍仁(コウヤマ リュウト)だ。」
そう短く答えた金髪男、は龍仁と言うらしい。
とにかく、言えることはここにいるみんなとは全く違った空気を纏ってると言うこと。
最後の1人に目を向けると、何十倍もの目つきで睨み返された。
もしかして、女が苦手なんだろうか。
「早乙女 洸輝(サオトメ コウキ)。女!ぜってー俺に近寄るんじゃねぇぞ!来たらまじでぶっ殺す!!」
そう言って、屋上から出て行った。
「ごめんね、紗羅ちゃん。洸輝女の子が嫌いって言うか苦手なだけだから」
苦笑いを浮かべながら瑠依が言ってきた。
「大丈夫」
そんなに、関わることもないだろうから。
